dress and hair part2
さて、では日本のファッション、ヘアスタイルの変化を見ていきます。
90年~00年代、ファッションのトレンドは主にアメカジやBボーイといったかなり武骨なものみたいです。
ヒップホップカルチャーが浸透したことによる影響は大きく、中にはパリジェンヌの装いに感化された
シンプルなフレンチカジュアルなんかも流行っていたようですね。
そして髪型ですがメンズはロン毛、ツイストパーマなどが流行り
レディースはオン眉、メッシュやシャギーなどがトレンドだったようです。
キムタクや江口洋介のロン毛すごい色気だったもんでみんなやりたくなったんでしょう笑
10年~20年代では大きくファッションスタイルが変わり、幅が広がり
トレンドに影響されにくいシンプルな装いのノームコアから
トレンドや若者の自由さ、サブカルチャーなどから取り入れられたストリートファッションが
流行の中心にありました。
シルエットや丈感は違えど、大まかに今もこの流れは続ている感じですね。
直近では韓国風ファッションやリバイバル的に流行っているものも多いです。
しかし
このトレンドの一つにゴスロリや地雷系ファッションと呼ばれるものも含まれると言えます。
今では町でそういったファッションを見かけても個性的な子だな、と流す方も増えたと思いますが
90年代頃に蔓延っていたとしたら今とは全く違う感じられ方だったと思います。
ここが世の中の常識が大きく変わった節目ではないでしょうか。
髪型はどうでしょうか。
メンズはお洒落七三、ツーブロック、アシメそしてマッシュなどが流行り
レディースはバレイヤージュやショートスタイル、シースルーバングなど
ここまでくるとやはり今も見るスタイルですね。
そしてこの中にツイストやウルフスタイル、フェードなど
やはりリバイバルと呼べる要素が多いですね。ウルフなんかは70年代みたいです。
そしてここも直近で考えると、ハイトーンや派手髪も主流ではないでしょうか。
全部とは言わずも、インナーや毛先にあったり。
黒髪でないとだめな場面も多々ありますが、派手だから不真面目といったイメージは
かなり間引かれていると思います。
ここも韓国の影響はかなり大きいです。
大まかにですがまとめさして頂きましたが、
日本が影響を受けている国がアメリカやヨーロッパから韓国などに
変わっていく中で物事に対する考え方、捉え方が変化していき
武骨とは真逆の柔軟な世の中になっている印象です。
それに伴って日本人特有といっても過言ではない
マジョリティが正しい流れになった結果ですね。
かなり長くなりましたが、こう見るとサブカルチャーが世に浸透するに至った経緯が
少しわかる気がします。
ここは詳しくは省きますがインターネットの普及も大いなる理由ではあります。
普段見慣れない否定的なものが活発的に見られるようになると
その物事がアリなんじゃないかと肯定的な思考の変化がみられることを
ザイアンスの法則と言い、心理学的にも説明ができるように、
昨今の多様性が重視されるのは世の中に認知される物事が増えたことによる
必然だったのかもしれません。
逆に多様性や個性の勢力が強まると否定的な意見を否定する
多様性が多様性を認めないことになったらまた不思議な世の中になるかもしれませんね笑